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Fluid Compute が無効でも関数インスタンスの再利用は起こる

この記事の内容 Vercel の Fluid Compute を有効にするとリクエスト間で関数インスタンスを共有することになります。 それによって、たとえばグローバル変数が共有されるようになるので、今まで起こり得なかった漏洩が起こるようになるのではないか? という説を耳にしました。 そこで、そもそも従来のサーバーレス関数ならグローバル変数は共有されないのか? という点を検証しました。 実際に試したこと 環境 Next.js 15.3.3 デプロイ先は Vercel の Hobby Plan 実装 下記のような Route Handler を作りました。 src/ap...
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【Astro】コミュニティ製の便利かもしれないツール紹介(Astro Open Graph, @studiocms/cfetch)

Astro 公式ブログではコミュニティ製の便利なツールが紹介されています。 https://astro.build/blog/whats-new-april-2025/#tips--tools その中から Astro Open Graph(morinokami/astro-og)と @studiocms/cfetch を紹介します。 Astro Open Graph https://github.com/morinokami/astro-og Astro の Dev toolbar で Open Graph の見た目を確認できるようにする integration です。 インストール...
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Cloudflare Pages にデプロイした静的アセットは消してもすぐには消えない

結論 Cloudflare Pages にデプロイした静的アセットは、消した後も最大一週間は消えない仕様がある。 実際にあったこと プライベートで Astro 製の静的サイトを Cloudflare Pages にデプロイしている。 先日あるページを削除したのだが、そのページの URL を直接開くと普通に表示されていることに気づいた。 キャッシュを疑ってキャッシュをすべてパージしてみたのだが、それでも消えない。 問い合わせてみたところ、下記ページを示され仕様であるとの回答を得た。 https://developers.cloudflare.com/pages/configurat...
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MDX 内の画像を Astro の Picture コンポーネントに自動変換する remark プラグインを作る

モチベーション Astro で Markdown に書いた ![alt](image-path) 形式のローカル画像は、自動で webp に変換される。 しかし私は特定のパスにある記事だけ画像に quality を指定した上で picture タグにしたかったので、今までは下記の記事を参考に、img タグを探して自力で picture タグへ変換する rehype プラグインを作成・使用していた。 https://zenn.dev/pompompudding/articles/1a8d8d54fe7823 しかし MDX の使用を前提とすれば、すべての img を Astro の P...
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Hugo で Tailwind CSS を使うための設定

まえがき かつて静的サイトジェネレータの Hugo で Tailwind CSS を使おうとするとうまくいかないことがありました。 たとえば hugo server で起動中、新しいクラスを付けてホットリロードしたのに見た目が反映されない……ということが、Hugo だと容易に起こります。 また、それを解決するための設定は一筋縄ではいきませんでした。 しかし最近改めて調べてみたら、去年 Tailwind CSS のためだけに新機能が実装されていました。 現在はそう複雑ではない設定で Tailwind CSS を快適に使うことができますので、今後 Hugo を使う方にご紹介したいと思いま...

gqlgen + @graphql-codegen/typescript-react-query 環境でセッションを張る

gqlgen + @graphql-codegen/typescript-react-query 環境でセッションを張る方法のメモ。

React Query でキャッシュを活用・Authorization ヘッダの入れ方

アクセスのたびにフェッチしない方法、キャッシュの消し方、Authorization ヘッダの入れ方について。

gomock を使ってテストを書く

gomock を使ってモックを生成してテストを書く。

Riverpod の ConsumerWidget を使っていて 'DO NOT use BuildContext across asynchronous gaps.' が出たときの対応

Riverpod の ConsumerWidget を使っていて ‘DO NOT use BuildContext across asynchronous gaps.’ が出た場合、サジェストされる対応方法では解決しないので解決方法を記載する。

Flutter の Riverpod による状態管理

かつて BLoC パターンが使われていた時代から Flutter について全くキャッチアップしていなかったので Riverpod による状態管理をやる。